チック障害でお悩みの方へ~「気にしないで」と言われても、やめられない。その行動には理由があります~
それ、チックかもしれません
- 「まばたきが異常に多い」
- 「顔をしかめる」「首を振る」「咳払いや喉鳴らしを繰り返す」
- 「同じ言葉を何度もつぶやく」
- 「変なクセかな?と思っていたが、なかなか治らない」
こうした症状に、心当たりはありませんか?
もしかすると、それは「チック障害」のサインかもしれません。
岐阜県可児市でも、こうしたご相談は近年増加傾向にあり、小学校低学年~思春期前後のお子さんに多く見られます。
ピジョンこども発達クリニック 可児では、児童精神科専門医・心理士・保護者支援チームが一体となり、チック症状に悩むお子様とご家族をサポートしています。

チック障害とは? ~一時的な「クセ」ではない場合も~
チックとは、自分の意思とは関係なく、突発的に繰り返される体の動き(運動チック)や声(音声チック)のことです。
症状は一見すると「クセ」や「落ち着きのなさ」と見られがちですが、実際には心身にかかるストレスや脳の働きの偏りが関係しています。
チックの主な種類
| 種類 | 内容の例 |
|---|---|
| 運動チック | まばたき、顔しかめ、肩すくめ、首振り など |
| 音声チック | 咳払いや鼻鳴らし、舌打ち、奇声、同じ言葉を繰り返す など |
| 複雑チック | 飛び跳ねる、回転する、独特な動作を繰り返す など |
| トゥレット症候群 | 複数の運動チック+1つ以上の音声チックが1年以上続く場合 |

チックはなぜ起こるのか?
はっきりとした原因はまだ明確ではありませんが、以下のような要因が組み合わさって発症すると考えられています。
考えられる要因
- ストレス(入園・入学・進級・家庭環境の変化)
- 疲労や緊張(テスト、発表、対人関係)
- 発達特性の影響(ADHDやASD傾向がある場合)
- 遺伝的な素因(家族内に同様の傾向がある)
- 環境刺激(長時間のゲームやスマホ視聴など)
「何かがきっかけになって」発症することが多いですが、本人に自覚がないことも多く、無意識に行っているため、「やめなさい」と叱ることは逆効果です。

チック症状の経過と特徴
- 一過性チック:数週間~1年以内に自然に消えることが多い
- 慢性チック:1年以上続くチック(運動または音声)
- トゥレット症候群:複数の運動チック+音声チックが長期に続く
チックの多くは、症状が出たり引いたりを繰り返すのが特徴です。
特に、小学校入学や思春期など環境の変化やストレスが高まるタイミングで悪化しやすくなります。

保護者が間違えてしまいがちな対応
- ×「やめなさい!」と叱る
- 叱られると緊張・不安が高まり、チックが悪化する場合があります。
- 「またやってるの?」と注目する
- 無意識のうちに“見られている”ことがストレスになり、逆に増えてしまいます。
- 「病気じゃないから気にしなくていい」と放置する
- 放置しても自然に改善するケースもありますが、本人の苦しさに気づかず、二次的にうつや不登校になることもあります。

当院でのチック障害へのアプローチ
ピジョンこども発達クリニック 可児では、以下のような多面的なサポートを行っています。
精神科医による評価と診断
まずは児童精神科専門医が、チックの出現状況、頻度、生活への影響、背景要因を丁寧にヒアリングし、診断の必要性を判断します。
必要に応じて発達検査や心理検査も実施します。

保護者への支援と環境調整アドバイス
チックは「家庭での接し方」が大きく影響します。 当院では、保護者の方と一緒に、
- 子どもをどう励まし、どう見守るか
- チックが出たときの声のかけ方
- 家庭でのストレス軽減策
など、具体的な関わり方を丁寧にお伝えしています。

心理カウンセリング・行動療法
臨床心理士によるカウンセリングでは、ストレスへの対処法や感情コントロールのトレーニングなどを行います。
お子さま自身が、「どうしたら落ち着けるか」を一緒に考える時間です。

必要に応じた薬物療法
重度のトゥレット症候群など、日常生活に強い支障をきたす場合には、薬による症状緩和も選択肢の一つです。
副作用を最小限に抑えつつ、効果を見ながら慎重に対応します。

学校や幼稚園との連携支援
必要があれば、担任の先生への説明や支援方法の提案、診断書の作成なども行います。
「本人が悪いのではない」と理解してもらうことが、環境調整の第一歩です。

よくあるご質問
- チックは自然に治りますか?
- 一過性の場合は自然に改善することもありますが、1年以上続く場合や生活に支障がある場合は早期の支援が必要です。
- 薬を飲まないと治りませんか?
- 軽度の場合は非薬物療法(環境調整や行動療法)で改善することが多く、薬は最後の選択肢と考えています。
- 家では出ないのに学校で出ます。どうして?
- 安心できる家庭では出ないこともありますが、緊張が高まる場所で出やすいのがチックの特徴です。環境要因が大きく関係します。
可児市でチック障害にお悩みなら、まずはご相談ください
ピジョンこども発達クリニック 可児は、岐阜県可児市を拠点に、子どもの「気になるクセ」や「やめられない動作・声」に対して専門的に対応している医療機関です。
チック障害は「見た目の問題」だけではありません。
本人の心の状態や周囲との関係に大きく影響するからこそ、早めの理解と対応が必要です。
私たちは、「叱る」「我慢させる」ではなく、その子の安心を守りながら支援することを大切にしています。
ご相談・診察予約について
- 「ちょっと気になるクセが続いている」
- 「小児科では様子見と言われたが不安」
- 「学校でも言われたので一度専門医に相談したい」
どんなご相談でも構いません。まずは一度、ご連絡ください。
ご家族の不安が少しでも軽くなるよう、スタッフ一同サポートいたします。
クリニック情報
ピジョンこども発達クリニック 可児
〒509-0203 岐阜県可児市川合2749-56 サーバント虹ビル1F
☎ 0574-66-1217
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