発達障害の子どもに向けた新しい「ほめ方」
こんにちは!岐阜県可児市にあるピジョンこども発達クリニック可児です。今回は、「発達障害の子どもに向けた新しい『ほめ方』」についてお話をしていきます。
目次
- なぜ「ほめること」が大切なのか
- 従来のほめ方とその課題
- 新しいほめ方のポイント
- 家庭での具体的な実践例
- 学校や地域での応用
- 兄弟姉妹や友達との関わりでのほめ方
- 医療機関としての当院の考え方
- まとめ
1. なぜ「ほめること」が大切なのか
発達障害のある子どもは、日常の中で失敗や注意を受ける経験が多くなりがちです。そのため、できたことを認めて「ほめる」ことは、自己肯定感を育てるうえでとても大切です。ほめられることで「また挑戦してみよう」という前向きな気持ちが育ちます。特に発達障害のある子どもは、自分の努力や行動の価値を見落としやすい傾向がありますので、ほめる行為は自信の土台作りになります。
2. 従来のほめ方とその課題
「えらいね」「よくできたね」といった言葉は大切ですが、それだけでは子ども自身が「どこが良かったのか」を理解しにくいことがあります。また、過度に褒めると「本当にできていないのに褒められた」と感じてしまう子もいます。言葉の選び方や伝え方を工夫することで、より効果的に子どもの自信につなげられます。従来のほめ方は抽象的になりがちで、子どもが自分の行動を振り返る機会を十分に持てないことが課題です。
3. 新しいほめ方のポイント
新しい「ほめ方」では、具体的な行動に注目します。たとえば「最後まで自分で靴をはけたね」「昨日より一歩早く準備できたね」といった言葉です。こうした具体的なほめ方は、子どもに達成感を実感させ、自分の努力や工夫を理解する助けになります。また、「ありがとう」「助かったよ」と感謝を伝えることも、子どもが家族の中で役立っているという実感につながります。さらに、ほめる際に「次にこうするともっとよくなるね」と前向きな視点を添えると、挑戦意欲も育てやすくなります。
4. 家庭での具体的な実践例
家庭では、日常のささいな場面でほめることができます。たとえば朝の支度や宿題、家事の手伝いなどで「ここまで自分でできたね」と具体的に伝えることが大切です。さらに「どこがうまくできたと思う?」と問いかけると、子どもは自分の行動を振り返り、自己理解を深めることができます。また、お気に入りの道具やおもちゃ、ちょっとしたご褒美を組み合わせると、達成感を強く感じやすくなります。
5. 学校や地域での応用
学校や地域でも、ほめ方の工夫は有効です。授業や課外活動で順番を守ったり協力できた場面で「頑張ったね」と具体的に声をかけてもらうことで、子どもは自分の行動が評価されたと理解できます。地域の公園や子育て支援センターでも、スタッフやボランティアが子どもを観察し、適切にほめる声かけをすることで、安心して過ごせる環境が広がります。
6. 兄弟姉妹や友達との関わりでのほめ方
兄弟姉妹や友達との関わりでも、新しいほめ方を取り入れると効果的です。たとえば、兄弟が順番を待てたときや、友達と協力して遊べたときに「待てたね、助かったよ」と具体的に伝えることです。子どもは自分の行動が周囲にどのような影響を与えたかを理解しやすくなり、社会性や共感力の育成にもつながります。また、ネガティブな行動よりも、良い行動を見つけてほめる習慣を持つと、家庭内でも安心感や信頼感が高まります。
7. 医療機関としての当院の考え方
ピジョンこども発達クリニック可児では、診察の場だけでなく、ご家庭や地域でのほめ方についてもアドバイスしています。特に、発達障害のある子どもが安心して挑戦できるように、具体的な声かけや日常の工夫の提案を行っています。ほめ方は子ども一人ひとりの特性に合わせて工夫することが大切です。医療機関として、子ども本人だけでなく家族全体を支える姿勢を大切にしています。
8. まとめ
発達障害のある子どもをほめるときは、結果だけでなく「過程」や「行動」に注目することが重要です。具体的で温かい言葉をかけることで、子どもは自分の努力を理解し、自信を積み重ねることができます。家庭や学校、地域でのちょっとした工夫が、子どもの自己肯定感の土台を作ります。ぜひ今日から、新しいほめ方を日常に取り入れてみてください。
以上、岐阜県可児市にあるピジョンこども発達クリニック可児でした。
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